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2021.11.26 | 就活コラム
税理士に向いている人の適性と求められるスキルとは
2021.11.26 | 就活コラム
税理士に向いている人の適性と求められるスキルとは
税理士に向いている人の適性と求められるスキルとはの写真

経済学や経営学を学んだ方は「税理士」の仕事に興味を持つ方も多いのではないでしょうか?
しかし、実際に税理士の仕事は難しいイメージもあり、自分に向いているか不安になる人もいますよね。
今回は、税理士の適性と求められるスキルについてご紹介します。

CONTENTS

目次

1.税理士に向いている人の適性とは

税理士の仕事に興味を持っている方は、この仕事への適正はとても気になりますよね。税理士の仕事は税務の仕事というイメージが大きいので、数字や計算をコツコツと行うことが好きな人が向いていると思われているかもしれません。

しかし、税理士の業務の幅は広いため向いている人の幅も広く、自分にも向いているかもしれないと感じていただけるかもしれません。
税理士の仕事に興味がある方はぜひ下の適性もチェックしてみてくださいね。


【学ぶことが好きな人】
この仕事は、常に学び新しい知識を得ることが必要とされるため、学ぶことが好きな方にはとても向いている仕事です。税理士の資格は超難関資格試験と言われています。

資格試験に合格して終わりではなく、税制改正があれば新しい税制を覚え使いこなさなければなりませんし、担当する顧客についても業界や経営など、直接税務に直結しない分野も勉強しなければ、顧客に満足のいくサービスが提供できません。

上記のように、常に勉強することが必要となるため、学び自分自身を高めていくことができる人には向いているといえます。


【几帳面な性格な人】
税理士の仕事には、より几帳面さが求められます。
当然ですが、税金は一桁間違えたら一大事です。書類や計算など細かいことにも丁寧に仕事をしなければならないのがこの仕事の特徴です。
そのため、几帳面に物事を管理したり書類を整えたりできる適性が必要となります。


【コミュニケーションをとることが好き・得意な人】
税理士の仕事はコミュニケーションをとることが好きな人や得意な人にも向いているといえます。
コツコツ数字と向き合って自己完結できる仕事と考えている人も多いようですが、この仕事でコミュニケーション力が必要とは、意外に感じる人もいるかもしれません。

しかし、税理士の仕事は目の前の申告書や決算の数字を計算するだけでは仕事はできません。
例えば、決算をまとめるためにも顧客の経理部や経営者と密な連携が必要となりますし、顧客に節税や経営のアドバイスを行うことも仕事の一つです。

社内でも専門によってチームを組み、チームプレーで仕事をすることもあります。
そのため、チームでの連携やお客様との関係性構築のためにコミュニケーションがとても大切となってきます。

また、独立すれば自分で顧客を獲得する必要があるため、「営業」としてのコミュニケーション力も重要となります。

税理士に向いている人の適性とはの写真

2.税理士に求められるスキルとは

税理士の適性についてお話してきましたが、ではスキルの面ではどうでしょうか?以下は顧客となるクライアントや勤める会社・法人にも異なりますが、税理士に求められるスキルについてもご紹介していきます。

【経営学】
税理士は節税のために企業に様々な提案を行います。
そのためには顧客の経営状況をしっかりと把握し、顧客の経営に合った節税対策の提案が必要となります。
経営学についての知識があれば幅広い提案を行っていくことが可能となります。
税理士は経営コンサルタントとして顧客に携わることも多いため、経営学については常に学びスキルを磨く必要があるでしょう。

【提案力】
常に勉強を続け税務改正や知識を吸収していくことが求められる税理士ですが、ただ知識を持っていればよいわけではありません。
確かに意欲的に学び知識を深めることは、税理士自身の実務処理円滑化へと繋がります。
しかし、顧客にはそういった面は見えません。
顧客のために実務で節税の処理をしていたとしても、顧客側からは比較対象やどのくらいの節税が行われたのかわからないため、ちゃんと対応してくれているのか不安になります。

そこで必要なのが提案力です。
きちんと節税について提案をしながら顧客と一緒に節税に取り組む姿勢をみせることで顧客も安心し、信頼を寄せていきます。
そのため得た知識を提案するスキルを常に向上させていくことが必要です。

【国際的な節税知識】
これは、担当する顧客や働く企業・法人によって必要度合いが変わるスキルではあります。
しかし、企業のグローバル化はどんどん進み国際的な取引を行っていく企業が増え続けている今日。
国内の会計の節税のみならず、国際的に支店を増やしたり取引を行っていく企業に追いつけるよう国際的な節税知識もスキルとして持っておくと仕事の幅が広がるでしょう。

【語学力】
上記で述べたように顧客のグローバル化に合わせ、海外拠点の現地採用者と業務を行う機会も必要となってくるでしょう。
その際、通訳がいてももちろん良いのですが信頼関係のためにも、専門性の高い税金用語にお互いが誤解をしないためにも自身の言葉で説明する姿勢も大切です。
そのため、語学力にも磨きをかけることが、当然ながら国際的に活躍できる税理士を目指すうえでは必要となります。

税理士に求められるスキルとはの写真

3.税理士に向いていると思ったら

自分はこの仕事に向いていると思った方はこれからどのように進めばよいでしょうか?
税理士の資格試験は誰もがすぐに受けられるものではありません。

受験資格には以下のいづれか1つを満たす必要があります。
・学識による受験資格
・資格による受験資格
・職歴による受験資格
1つずつ説明していきましょう。

【学識による受験資格】
短大や大学に在学中の方は、経済学か法律学を1科目以上履修していれば、税理士試験の受験資格があります。 要件を満たす専修学校であれば、同様に、経済学か法律学を履修していれば受験資格が得られます。現在、短大・大学の方は卒業までに上記の科目を履修するようにしてください。
また、大学や大学院で税法や会計学を学んだ人は税理士試験の受験科目が一部免除になる制度もあるため学生の内から税理士を目指す場合は、こうした科目を意識した履修をすることでより短期間で税理士になることも可能です。

【資格による受験資格】
日商簿記検定1級合格者または全経簿記検定上級合格者であること。
短大・大学・専門学校では上記のような履修をしていない方は、簿記検定に合格することで税理士資格試験を受けることができます。
簿記検定はだれでも受けることができるのでまずは簿記検定の合格から目指してみましょう。

【職歴による受験資格】
1.法人又は事業を行う個人の会計に関する事務に2年以上従事した者
2.銀行・信託会社・保険会社等において、資金の貸付・運用に関する事務に2年以上従事した者
3.税理士・弁護士・公認会計士等の業務の補助事務に2年以上従事した者

職歴による受験資格は上記のいづれかの業務に2年以上従事していれば税理士資格試験を受けることができます。
学生時代の科目の履修をしていない方ですぐに税理士資格試験を受けたいから簿記検定を目指す方もいるでしょう。
しかし、税理士の資格試験は難関です。
上記の業務に従事している方は資格を得られるまで業務に従事しながら勉強に励むのも一つの道です。

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4.仕事をしながら資格・スキルを身につけよう

いかがでしたか?
税理士の適性、求められるスキルについてご理解いただけたでしょうか?
自分には税理士の仕事が向いているかもと感じていただけた方もいるのではないでしょうか。

しかし、せっかく税理士を目指そうと思っても資格が得られるまで時間がかかり、なかなか仕事をすることができないのではと不安に感じた方もいるかもしれません。

でも、安心してください。税理士の資格がまだ取得できていない方も資格試験を目指しながら税理士事務所で仕事をすることができます。
実際に資格試験にチャレンジしながら実務を磨いている先輩も税理士事務所にはたくさんいます。

仕事内容はすでに税理士として活躍している先輩方のサポート業務になります。
実務レベルを引き上げることができるため、税理士に必須の申告書や決算書類をつくる力が身につきます。

この実務は仕事内容にもよりますが試験合格後に必要な実務の経験に換算することも可能な場合があるので、早く税理士として活躍するメリットもあります。

実務経験に該当するか否かの判断は、登録申請書及び在職証明書を提出した後、税理士会が調査(面接等)を行い個別に判断します。
会計事務所のアルバイトであっても、業務内容によっては実務経験に該当すると判断してもらえる可能性があります。
どうしても不安なら、説明会や面接の際に、税理士登録の実績があるかどうかを聞いてみるといいでしょう。

また、実際に税理士の身近で仕事をすることで勉強していることについて理解できない部分も先輩に質問することができる環境です。
自分が税理士に向いていると感じた方は、ぜひ税理士事務所で働きながら資格・スキルを身に着けてみませんか?
ひかり税理士法人では新卒の無資格の方も積極的に採用しています。

勉強しながら実務の経験を積んでいただくことで将来、資格を得られた際の戦力として活躍していただきたいからです。
そして、せっかく税理士を目指していただくのなら早くから現場の空気を知ってほしいと思っています。

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