1.各税率の内訳は?
経過措置など旧税率8%と飲食料品の購入など軽減税率の8%は同じ8%でも内訳が異なるため注意が必要です。
- 旧税率 国税6.3%+地方税1.7%=8%
- 軽減税率 国税6.24%+地方税1.76%=8%
- 標準税率 国税7.8%+地方税2.2%=10%
2.軽減税率に対応した帳簿と請求書の保存が必要になります!
消費税の申告にあたっては、軽減税率の対象品目の区分経理に対応した帳簿及び区分記載請求書等が必要です。
会計システムを更新し日々の税区分を正しく入力しましょう!
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3.経過措置(旧税率)の8%とは?
2019年10月1日以降は原則として新税率を適用することとなりますが、2019年3月31日までに締結した請負工事や資産の貸付契約などに経過措置が設けられています。
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4.軽減税率の8%とは?
2019年10月1日以降、飲食料品(酒類、外食を除く)と新聞(定期購読で週2回以上発行)に軽減税率が適用されます。
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