振り返ると既に2年が経過し、久しぶりの開催となりました。といいますのは、先週7日にひかりアドバイザーグループの新年全体会議を一昨年の1月以来2年ぶりにリアルで開催したのです。とはいえ、コロナ禍の第6波侵襲を予想していましたので、リアル参加だけではなく、希望者にはオンラインによる参加も可とする併用方式で準備を進めました。
見事というべきか、残念というべきか、その予想は的中し、新年早々からオミクロン株に由来するコロナ禍の感染状況は急拡大しており、9日には沖縄、山口、広島の3県にまん延防止等重点措置が適用されました。弊社グループの企画もあと2日遅い日時を予定していれば中止せざるを得ないところでしたから、文字通りギリギリセーフ、滑り込み開催という状況であったといえます。
それはともかく、オンライン併用とはいえ2年ぶりのリアル開催となった新年全体会議では、各士業法人の代表者から上半期の振り返りと6月末決算に向けた下半期の計画発表が行われました。おかげさまで上半期の数字に関しては、いずれの士業法人も予算を達成することができ、この流れを維持できれば通期の目標達成も十分に視野に入っているとの報告がありました。
もっとも、会議の冒頭では士業を取り巻く環境は今後一層厳しくなることが予想されるとの基調報告を行いました。そこではコロナ禍はもちろん、自然災害の発生も危惧されることから企業業績がそれほど好調には推移しないであろうことに加えて、同業者間のさらなる競争激化や人材確保難など足許の懸念材料が少なくないことを指摘したのですが、新年早々やや厳しい話になったかもしれません。2022年の幕開けに際して、まずは気を引き締める話から始めたというわけです。