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2022.01.03|CEOコラム

新年のご挨拶-CEOブログ通算100号にあたって ~CEOコラム[もっと光を]vol.100

 明けましておめでとうございます。新しい2022年が読者のみなさんにとって良い年になることをお祈りするとともに、このコラムも新年のスタートに合わせるかのように通算100号という節目を迎えたことをご報告申し上げます。

 

 たかが週に1度の更新とはいえ、されど週に1度で、あっという間に次の号の執筆が巡ってきます。話題探しや原稿の下書きと校正など、それなりの時間を投下していることから、多忙な時は「次回は休もうか…」と挫けそうになることもありましたが、1度でも休むと繋がっていた糸が切れるような不安に苛まれて、結果として休むことなく毎週の更新を継続してきました。そのおかげで首尾良く100週目を迎えることができたというわけです。今年も時宜を得た話題を吟味してコラムの更新に励みますので、どうか引き続きご愛読いただきますよう、お願い申し上げます。

 

 さて、本来であれば、今年の明るい抱負などを述べたいところですが、コロナ禍に侵襲されて既に2年が経ちながら未だに出口が見えない状況下では慎重な話題から始めたほうが良さそうです。例えば、昨年末に発表されたJR各社の春のダイヤ改正の内容を見ますと、大都市圏においても減便が実施され、また定期列車の大幅な臨時列車化が図られるなど、思い切ったコスト削減策が図られています。コロナ禍が長引く中で需要の回復時期が不透明であり、また今後の感染状況次第では再び需要が低迷するのではないかとの懸念が背景にあるようです。鉄道事業に限らず、観光関連、飲食関連事業なども同様の状況にありますから、今年もまだまだ楽観は禁物といえましょう。

 

 一方、想定外のリスクが身近に存在することを再認識させられる出来事もありました。昨年末の大阪北新地の診療所放火事件では多数の方が犠牲になりましたが、犠牲者の誰一人として、自分がその日に絶命することなど想定していなかったはずです。私たちも日常生活の中で様々な施設に出入りし、時を過ごしていますが、一歩間違えばそこが終焉の地になる可能性があるのです。常に自らを守ることを念頭に置いて注意深く行動することを心がけなければ、忍び寄るリスクから身を守れないことを改めて思い知らされた事件でした。というわけで、新年早々から慎重どころか、少し暗い目の話題になりましたが、「備えあれば憂いなし」です。「やっておけば良かった」と後悔するのではなく「やっておいて良かった」と安堵できるように、今年も一日一日を大切に過ごしたいと思いますので、どうか今年もよろしくお願い申し上げます。

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