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イスラエル紀行(5)-「イスラエル」について知る~週刊ひかり vol.29

2019.10.21 経営

 在イスラエル日本大使館の書記官と面識を得たことから、同大使館が配信する「イスラエル経済月報」が送られてくるようになりました。内容そのものは「マスコミ報道や政府発表,企業発表等の一般公表情報を基に作成している」とのことで秘匿性はなく特別なものではありませんが、イスラエルの実情、とりわけ日本との経済交流などの最新事情を知る上では有益な内容となっています。
 例えば、最新号である9月号をひも解きますと、「イスラエルの低侵襲冷凍アブレーション乳がん治療企業 IceCure 社が、同社製品の日本での販売契約をテルモと締結したと発表」や「早稲田大学図書館と慶應義塾大学メディアセンターは、日本初となる図書館システム共同運用を開始したが、採用されたシステムはイスラエルに本社を持つ Ex Libris 社のクラウド型の図書館 システムと検索インターフェース で、ケンブリッジ大学や ハーバード大学をはじめとする海外の名門大学図書館で運用の実績があり、国内では初の導入となる 」といった記事が掲載されています。このように、日本とイスラエルの関係は様々な分野で関係を深めつつあり、そのことは私たち公認会計士や税理士にとっても知っておくべき事柄であることは間違いありません。
 ところで、早いものでイスラエル研修から帰国して1ヶ月以上が経ちました。この間、機会ある毎に弊社グループのスタッフや関与先の役職員などにイスラエル紀行について語ってきたのですが、「治安は大丈夫でしたか」とか「珍しいところへ行ったのですね」、中には「イスラエルって、どこにあるのですか」といったコメントや質問を数多く耳にしました。つまり、日本人のイスラエルに対する理解は残念ながら十分とはいえないようです。
 確かに周辺国はすべて非友好国であることから安全面で負のイメージがあり、また大手旅行代理店の案内パンフレットでもイスラエル版を見かける機会はありませんから、やむを得ないのですが、私たちはイスラエルという国にもう少し関心を持つべきではないでしょうか。そう思いつつ、「グーグルの検索エンジンの技術はイスラエル企業が開発したもの」、「クルマの自動運転に関するAI技術の多くがイスラエル発」、「カプセル内視鏡はミサイルに搭載されているカメラ技術を転用したもの」といった話をすると、みなさんとても興味を示してくれます。そのような中、「イスラエルビジネスセミナー in京都」というイベントが来たる11月14日 (木)に開催されるとの案内メールが届きました。イスラエルについて知る機会は身近なところにもあるようです。

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